メールを受け取った次の日の朝
電話が鳴った
Cからであった
今から思うとCはこの時すでに別れを決意していたのかもしれない
C 「おはよう」
私 「おはよう・・・・ 大丈夫? 」
C 「・・・・ 今ノースに向かっているんだ。これからそこでミーティングがあるから」
私 「 そうなんだ・・・ 頑張ってね」
C 「 今バーガー食べながら運転してる・・・ ランチする時間がなかったから」
私 「運転気をつけて 」
二人が、昨日のあの重大な話題をあえて避けているような
二人は、二人の行方を知りながら、知らないふりをしているようでもあった
Cは電話のカメラを回した
そこには二人でサンセットを何度か見に行ったビーチが映し出された
C 「覚えてる? このビーチ何度か来たこと 」
私 「うん 覚えてるよ、 夕日がいつも綺麗に見えるよね」
二人は一瞬、その日の二人にタイムスリップした
胸が キュンとした
一瞬、あれはまたいつもの喧嘩の一つだと思えたが
楽しかったあの日の思い出が、思い出のまま封印されるようにも思えた
きっと、Cも同じ気持ちだったと思う
もしかしたら・・・ そこにいるCは私よりも、とってもとっても寂しく感じていたのかもしれない
Cは、私に見せたかったのだと思う
二人が楽しく過ごせた場所を、何とかして私に見せたかったのだと思う
二人で、あの時のあの気持ちをシェアしたかったのだと思う
彼が愛してると私に言っているような気がした
ミーティングが終わるとまた、電話が鳴った
C 「今終わったよ。 これからMは何するの? 」
M 「 これから姪と甥と出かけるの 」
C 「 ・・・・ そっか 。 分かった・・・」
M 「 話があるのなら、できるよ。出かけるの辞めようか? 」
C 「 いいよ。 Mは家族と楽しく過ごして。 僕の中でやらなければならないことがあり過ぎて
何を考えていいのか分からなっているよ・・・」
ツー ツー
途中で電話が切れた
仕事の電話が入ったのだろう
きっとCは
このままではいけない
そう感じていたのだと思う
その翌日から、Cは出張へ、私は家族と家族旅行へ行くこととなり
二人は、二人のことについてお互い深く考えるのであった
つづく
C 「おはよう」
私 「おはよう・・・・ 大丈夫? 」
C 「・・・・ 今ノースに向かっているんだ。これからそこでミーティングがあるから」
私 「 そうなんだ・・・ 頑張ってね」
C 「 今バーガー食べながら運転してる・・・ ランチする時間がなかったから」
私 「運転気をつけて 」
二人が、昨日のあの重大な話題をあえて避けているような
二人は、二人の行方を知りながら、知らないふりをしているようでもあった
Cは電話のカメラを回した
そこには二人でサンセットを何度か見に行ったビーチが映し出された
C 「覚えてる? このビーチ何度か来たこと 」
私 「うん 覚えてるよ、 夕日がいつも綺麗に見えるよね」
二人は一瞬、その日の二人にタイムスリップした
胸が キュンとした
楽しかったあの日の思い出が、思い出のまま封印されるように思えた
きっと、Cも同じ気持ちだったと思う
もしかしたら・・・ そこにいるCは私よりも、とってもとっても寂しく感じていたのかもしれない
Cは、私に見せたかったのだと思う
二人が楽しく過ごせた場所を、何とかして私に見せたかったのだと思う
二人で、あの時のあの気持ちをシェアしたかったのだと思う
彼が愛してると私に言っているような気がした
ミーティングが終わるとまた、電話が鳴った
C 「今終わったよ。 これからMは何するの? 」
M 「 これから姪と甥と出かけるの 」
C 「 ・・・・ そっか 。 分かった・・・」
M 「 話があるのなら、できるよ。出かけるの辞めようか? 」
C 「 いいよ。 Mは家族と楽しく過ごして。 僕の中でやらなければならないことがあり過ぎて
何を考えていいのか分からなっているよ・・・」
ツー ツー
途中で電話が切れた
仕事の電話が入ったのだろう
きっとCは
このままではいけない
そう感じていたのだと思う
その翌日から、Cは出張へ、私は家族と家族旅行へ行くこととなり
二人は、二人のことについてお互い深く考えるのであった
つづく